【メモの威力】人生変えたい人はメモをとるべし
「考える」ことは得意ですか?
私は小さい頃からずーっと苦手で、考えることから逃げてきました(クイズも少し考えてわからなければ諦めちゃうタイプ)。
進路や就職先など、自分で決めたような気ではいましたが、深く考えていなかったため、理想とする人生から遠いところに来てしまいました。
そんな現状を脱するためには、自分の人生と向き合って「考える」ことが必要。
そんなことに30歳を目前に今更気付いたのです。
私が考えるために始めたのがメモをとること。
3ヶ月ほど続けていますが、様々なメリットがあったので紹介したいと思います。
メモをとる手順
まずはやり方から。
楽しく続けられれば正直どんなやり方でもいいと思います。
私も割と自己流です。
メモというより日記と呼んでもいいやり方かもしれません。
1.お気に入りのノートとペンを買う
テンションをあげるために必須です。
ノートは、持ち歩いたり電車の中で書いたりもするのにちょうどいいA5をメインにしてます。
見た目が気に入ったのでアピタのノートにしました。
96枚(192ページ分)もあるので1日1ページでも半年持ちます。
最近、家で書く自己分析用ノートとして少し大きめのB5サイズも買い足しました。
ボールペンはヌルヌル書けるロメオのNo.3というもの。
大事な方からの頂きものなので愛着湧いてます。
2.日常の心の動きを記録する
嬉しい、悲しい、イライラ、もやもや、ワクワク、どんなことでも心が動いた瞬間を漏れなくキャッチして記録していきましょう。
私はDynalistというメモツールに殴り書きしてます。
EvernoteやTwitter、小さなメモ帳を持ち歩くとかでもいいと思います。
3.メモに心の叫びを書き散らす
2.で集めた心の動きで書きたいものを書きたいだけ、吐き出していきます。
誰に見せるものでもないので、心が叫ぶままに書いていくとよいでしょう。
その日1日をリセットする効果があるので、タイミングは毎晩がいいかと思います。
ポイントとしては、最後に自分の行動を変えるところまで持っていくこと。
そうすることで少しずつ人生が好転していくことを感じられるはずです。
4.メモをTwitterにアウトプットする
ここからは、最近取り組み始めたものです。
3.のメモは自分しか見ないのですが、人に見せるという適度なプレッシャーがあると、考えたことを形にしやすく、記録としてTwitter上に残すこともできます。
さらにはフィードバックをもらうこともできるのではないかと。
このへんはまだまだ実験中です。
5.考えたことをブログにまとめる
Twitterへのアウトプットはこまめにしつつ(できれば毎日)、ブログ記事として自分の考えをまとめることを週1ぐらいでやっていくとさらによいかと思います。
メモの中で完璧に思考が整理されればよいのですがなかなかそうも行きません。
このブログにまとめるという作業によって、自分の考えたことを整理することができるのです。
メモを書く2つのメリット
色んなメリットがありますが、2つにまとめてみます。
1.頭の中のもやもやが減る
まずはこれ。
寝る前になんかわかんないけどもやもや不安な気持ちになることありませんか?
がーーーっとメモを書いて、自分の考えや悩みを吐き出すことで頭の中がすっきりします。
賢い人は違うのかもしれませんが、頭の中というものは基本的に色々な記憶や思考が渦巻いていて整理整頓された状態にありません。
そんな頭の中身をメモに書き連ねていくことで、次第に整理されていくんです。
SEっぽくPC的な説明をすると、メモリ上(頭)で処理しきれなかったデータを外部記憶装置(メモ)に一旦吐き出してあげるイメージです。
この説明が分かる人には一番しっくりくるはず。
2.自分を客観視できる
私は自分目線でしか考えられないことが多く、周りのことも考えて、、とかは苦手な方です。
日常生活は「自分→他者」という目線しかないのですが、メモに状況を書き出すことで「自分→メモ(自分→他者)」というように自分が置かれた状況を俯瞰することができるようになります。
俯瞰ができると、相手の気持ちが見えてきて「なんであんなにイライラしてたんだろ」とか、他責でなく自責思考になって「今度はこう行動してみよう」といったことが考えられるようなります。
メモを書く2つのデメリット
あまりないんですけど、しいて言えばこの2つでしょうか。
1.めんどくさくなると続かない
今の所私は大丈夫ですが、続かない人は続かないでしょう。
なるべく楽しんで、楽な方法を見つけてやっていきましょう。
習慣化についてはDaigoさんの動画が参考になります。
2.フィードバックが少ない
メモは自己完結型なので他者からのフィードバックをもらえません。
SNSに発信しまくったり、メンターに話したりすればこのデメリットは解消できるでしょう。
メモを書く人にオススメの書籍
私が影響を受けたメモに関する本を2冊紹介します!
どちらも私のやり方とは違うのですが、メモの重要性や効果を知ることができました。
ゼロ秒思考
メモで頭をよくしようというコンセプトの本で、私がメモを書くきっかけとなった本です。
日々の頭の中のもやもやを溜め込まずに吐き出す重要性を知りました。
この本のやり方はA4コピー用紙に1枚1分1テーマで書ききる瞬発力が必要なやり方です。
そうすることで難しい問題もゼロ秒で答えが出せる境地に達することができます。
メモの魔力
今やメモといえばこの方、前田裕二さんの本です。
前田さんが推奨するスタイルも私のものとは違いますがメモの重要性はこの本からも学べます。
ものごとを抽象化して転用できるアイディアに落とし込んでいこうというメモのとり方が学べます。
ちょっと難しそうに見えたのでやっていないのですが、自己分析ノートは前田さんスタイルで書いていこうかなと思います。
自己分析用の質問1000問が巻末にあるのもオススメポイントです。
メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)
- 作者: 前田裕二
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2018/12/24
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (2件) を見る
メモで人生を変えよう
素晴らしきメモの威力。
この記事で伝えようとはしてみましたが、やった人にしかわからない威力があります。
ぜひ皆さんもお試しください。
【書評】「人生は「書くだけ」で動き出す」で人生動き出すかな?
貸してもらったので読んでみました。
概要
「起承転結」では、ほとんどの人が書けません。
書くことが苦手だと思い込んでいる、全ての人へ――
文章塾「潮凪道場」から、話すように書くことで願望を実現させる新メソッド「トークライティング法」を本書で初公開!!
「文章を書くのが苦手」「何を書いていいかわからない」「やりたい事がみつからない」…
誰でも必ず書けるようになる、奇跡を起こす書き方のコツ!
内容としては目標達成もお悩み解決も書けばなんとかなるよということ。
トークライティング法は、惹きつける文章を書くには適していますが、「願望を実現させる新メソッド」は言い過ぎかな。。
印象に残ったメッセージ
- 書けば幸せになる
- 書けば目標が明らかになる
- 書けば悩みが吹き飛ぶ
- 心がうごいたことは即ネタとして書き出す
- 好きで好きでたまらないことを、溢れ出る感情で「酔筆」する。
- 小手先でうまく書こうとして書かれた文章に響く読者はいない
- 目の前の好きな人に話しかける口調で書けばいきいきとした文章が書ける
感想
全体的に深いメッセージはなく、表紙に乗せられて読んでしまったなあという感じ。
アウトプットすることで思考が深まっていくというのは自分も実感しています。
また、心が動いたことを書くべきというのも同感です。
最近はこのブログにも誰かに話したい!ということを意識して書くようにしています。
書くことは大事。これからも続けていきます
書くことに限らず、自分を知ったり、思考を深めるためには書き出すことがとても重要だと思います。
なので今週末お気に入りのノートと万年筆を見つけて買って、毎日1ページ好きなお題で自分の頭の中を言語化していきます。
書き出すときは「ゼロ秒思考」のエッセンスも取り入れようと思います。
また読み返そうかな。
「JOIN 移住・交流&地域おこしフェア 2019」で移住先と地域おこし協力隊の候補を検討した
地方移住に向けて、「JOIN 移住・交流&地域おこしフェア 2019」に行ってきました。
イベント概要
北海道から沖縄まで全国約500の団体が出展!今回新しく設置したセンターブースや移住・交流相談ブース、地域おこし協力隊募集ブースでは、その地域にはどんな魅力があり、どんなことに力を入れているかなど、地元の人から直接話を聞くことができます。また、事前に自分の興味とピッタリ合った地域を紹介するマッチング診断をご用意。「自分にあった地域」を探すきっかけとしてご活用ください。さらに、ご当地駅弁を販売する「全国駅弁祭り!」や先着順の特産品プレゼントなどの企画が盛りだくさん!
おそらく国内最大の移住イベントですね。
全国の自治体が集まるイベントもそう多くありません。
参加した目的
- 移住先探し
- 地域おこし協力隊の業務内容を知る
- 未来の移住先に顔を売っておく
訪問したブース(訪問順)
事前にイベントのページから各自治体をチェックして、協力隊の募集をしていて魅力的な自治体を4つピックアップしておいたので、そこを訪問しました。
それぞれについて書いていきます。
高知県四万十町
ネームバリューと、地域おこし協力隊が16名活動中という規模感が魅力で訪問しました。
協力隊の規模が大きいだけあって、担当者も熱意のある素晴らしい方で色々と裏事情まで教えてくれました。
仕事もばりばりこなしそうだなという印象で、移住して一緒に働きたいと思える方。
地方移住で気になるのは地域に馴染めるかというところですが、四万十でもごく一部の方は馴染めなかったそうです。
原因を聞いてみると、移住者が約束を守らなかったり勝手に事業を進めたりといったことがあったとのこと。
移住に失敗するのは地域住民ではなく、移住者に原因があることが多いみたいですね。
また、四万十町は協力隊だけでなく「高校魅力化支援隊」というものも募集していました。
教師にならずとも教育現場に携われるのはとてもレアなのではないでしょうか。
協力隊と同じく、月額16.6万円で月124時間(週4日)
各種手当ありなので条件も悪くなさそうです。
それと、自治体のパンフレットを見ていて面白そうだったのが「クラインガルテンしまんと」というものです。
クラインガルテンという言葉を初めて知ったのですが、農地のレンタルサービスで、滞在型もあるようです。
クラインガルテンとは、ドイツで盛んな200年の歴史をもつ農地の賃借制度のことを言います。日本語に訳すると「小さな庭」ですが、「市民農園」もしくは「滞在型市民農園」とも言われています。一区画の平均面積は100坪程でラウベと呼ばれる家屋があり、そこで家庭菜園やガーデニングが行われています。別荘、セカンドハウス感覚で借りる人やグループで借りる人もいます。プチ田舎暮らし・スローライフをしてみたい人に最適です。
四万十のクラインガルテンは、居住できる小屋が秘密基地のような雰囲気で、コミュニティとしても面白い人が集まってくるのではないかと思います。
協力隊をしながら農業をしてみるのもありだと思いました。
熊本県菊池市
菊池市は、以前参加したイベント↓で興味を持ちました。
協力隊の待遇が抜群で(週4日勤務で20万円!)、協力隊の方々が尊敬できる方だったのです。
が、今日の担当者は淡々と受け答えされるような方で、あまり話は聞きませんでした。
菊池市のいいところは協力隊の方の人柄と待遇に惹かれただけであって、住みたいかといわれるとそうでもないかなーと思ってきてます。
鹿児島県錦江町(きんこうちょう)
続いて鹿児島県の錦江町のブースに行きました。
仲が良さそうな女性3人組が説明してくれたのですが、方言交じりの3人から人の良さがあふれまくってました。
錦江町の人の良さを語っているときに目がキラキラしてたので、地域としていい人が多いのは間違いないなと思いました。
南国らしいまったりした雰囲気もどこか感じられました。
錦江町の協力隊には「まちデータサイエンティスト」という少し変わった募集がありました。
今後のまちづくりをしていく中で欠かせない情報分析ですが、現在、情報は町内に散在している現状があります。そこで、膨大かつ散在している農業や産業、教育、観光など様々な町内データを統合的に収集・分析を行っていただきます。
割と好きな、得意な分野だなと。
ただ、雑用・作業っぽい気がするのでスキルは全くつきそうになく、そこが残念なところ。
熊本県津奈木町(つなぎまち)
最後に、協力隊の業務が幅広そうだった津奈木町に行きました。
業務内容は下記の4つで、得意なところを自由にやるようなスタンスだそうです。
- 移住定住コーディネート業務
- 情報発信サイトの管理及び情報配信業務
- つなぎ百貨同を中心とした農産物等の販路拡大とブランド化業務
- 小さくて強い産業づくり推進業務
担当の方は口下手な第一印象ではありましたが、最後の方は町の魅力をあふれるように語って頂きました。
津奈木町は芸術に力を入れており、素敵な美術館がありました。
それと協力隊の補助が他よりよさそうでした(給与は普通でしたが)。
- 週5日勤務で18万円
- 家賃5万円補助、敷金礼金とかで初期費用補助15万円
- 車代で月4.5万円
- 自宅のインターネットで7千円
いずれも最大額ですが、なかなか手厚いですよね。
4つのブースを訪問してみて
就活と同じで担当者が街の顔になるんだなと感じました。
企業の採用担当と一緒でその人熱意とプレゼンスキルでその町が魅力的に感じるかは大きく変わりました。
移住の候補地としては四万十町と錦江町が候補となりました。菊池市は前の仕事バーで協力隊の方がとても魅力的でしたが、町自体に魅力は感じることができませんでした。
ひとまず交通費補助が2.5万円出る四万十町を、3月に訪問してみようと思います(他にも四国の地域1,2個も)。
「JOIN 移住・交流&地域おこしフェア 2019」に参加してよかった
500もの自治体が参加している中、4つしか訪問しませんでしたが、なんとなく各自治体の傾向はつかめました。
また、自分が住みたい地域はどんなものか、どんな協力隊に応募したいかというのが具体化されました(これはまた別記事で)。
今後さらに具体化していけば、どこかのタイミングでビビっとくる地域が見つかるはず。
来年もまた参加します。
人生の目的探しのために「パッションテスト」をやってみた
2019/1/18実施分
読んだ本に影響されてパッションテストなるものをやってみました。
タイトルは浅そうな感じですが、割と実践的なこと書いてあるのでためになりました↓
きっかけ
仕事をやめようと決めてレールを外れるていこうとすると、自分が何をやりたいのか全然わかりませんでした。
人生の目的とか、自分がどういう時に幸せを感じるかとか、自分のことを全く理解していなかったので、この本のタイトルはびびっときました。
読んでみるとなかなか自分にピッタリの内容だったので、パッションテストを実践することにしました。
やり方
まず、「理想の人生を生きているとき、私は●●●●。」 を10個以上あげます。
そのときのルールはこんな感じ。
- 人と相談はしない
- カップルで一緒にやらない
- 一気に終わらせる
- 静かで邪魔の入らない環境でやる
- 短く明確な文章で書く
一通りあげたら、ベスト5が決まるまで並び替えていきます。
- 迷うときは、「いずれかの生き方しか生きられない場合どちらが良いか」という観点で選ぶ
- 頭で考えずに、心で選ぶ
- 自分に正直になる。他人からどう思われるかなどを気にしない。
- 比較のプロセスを省略しない。自分でも意外な順番になることが多いので。
- 途中で自分の選択が変わっても気にしない。
ルールはこんな感じです。
いざ実践
11個あげてみて、並び替えた結果がこちら。
- 日々新しい発見に感動している
- 毎朝気持ちよく早起きして、1日が始まることにわくわくしている
- 日本の田舎で毎日おいしいものを食べている
- 自分の得意なことで、人の役に立っていると感じながら仕事をしている
- ストレスがない日々を送っている
- 見晴らしのいい田園風景を眺めながら自宅で読書をしている
- 気の合う仲間とお酒を飲んで音楽を聴きながら踊っている
- 健康的でエネルギッシュな心と体を持っている
- 人、ものの最高の部分をカメラにおさめて人に喜んでもらう
- ジャズギターで自分の感情を表現し、心から楽しむことで聞いている人にも楽しんでもらう
- 海外でまったり過ごしている
やってみた感想
まず、1位にこんな単純なものがくるとは思ってなかったですね。。
ただ、新しい発見は大好きなのでかなり納得です。
8.の健康的...はすべての土台として必要ではありますが、優先度は低いようです。
9, 10のカメラやギターはこれまで活躍する機会が少なくイメージしにくかったので下の方に行ってしまったんだと思います。
11の海外が最下位だったのも意外でした。
海外旅行したい願望はあるのですが、あまりまったり過ごすような願望はないようです。
あとは、すべてに共通してもっと深堀できるなと思いました。
- 新しい発見って何?
- 毎朝何にわくわくしている?
- 自分の得意なことは?どんな人にどのように役に立ちたい?
- 何がストレス?
- 忙しい毎日or落ち着いた日々どっちがいい?
まだパッションが具体化できていから抽象的なものになっているんでしょうか。
まとめ
意外な発見がありましたし、やるときの気分によっても変わりそうです。
しばらくは月1ぐらいでやってみることにします。
【書評】「SOUP―チームとカルチャーを育むレシピ」を読んでおいしいスープを作り出そう
Seedにつづいて、ジョン・ゴードンさんの「SOUP―チームとカルチャーを育むレシピ」を読んでみました。
Seedの書評はこちらから↓
あらすじ
低迷を続ける大企業、スープ・インクのCEOに就任したナンシー。そんなある日、ランチに立ち寄ったスープハウスで驚くほど美味しいスープに出合う。そのスープを作っていたのは、「味の秘訣はこの私」と話すグランマ(おばあちゃん)だった。買収の危機に瀕する会社を救うため、グランマのレシピを手にナンシーの奮闘が始まる―。
愛情たっぷりのグランマと、MBA出身のピーターの協力で、ナンシーがスープ・インクを変えていくという話です。
「チーム」と「カルチャー」を育むレシピ
本書の中で出てくるチーム作りの秘訣がこちらです。
スープ作りとかけて、チーム作りを教わっていきます。
- お鍋をかき混ぜるのは「愛」なのです
- まずは、明るいまなざしを入れましょう
- つくりたいのはどんな味?決め手のビジョンを加えましょう
- 味のベースは信頼です
- ポジティブなコミュニケーションをひたひたになるまで足して、足して、足して・・・
- そこに率直さと誠実さを山もりいっぱい
- さあ、スープを濾してみましょう。選び取った人間関係は入っていますか?
- 励ましのスパイスでやる気を引き出したらスープの力を信じて任せ、じっくり見守ります
- 感謝をなみなみと注いだら
- 情熱に火をつけて・・・
- あとはぐつぐつ煮込めばできあがり!!
これを見ただけでは、内容はよくわからないでしょう。
簡単に言うと、チームのリーダーが愛を持って接することでチームを変えられるということ。
感想
この本から受け取った最大のメッセージは、「リーダーが変わらないとチームは変わらない」ということです。
今、私は職場の自チームを変えようと奮闘しているのですが、メンバー全員で変わっていくことを意識しすぎて、自分が変わって、変えていくという意識があまり持てていませんでした。
変化を起こしていくには、横一線ではやはり時間がかかっています。誰かが先頭に立って、手本となって変えていかなければチームは変わらない。
そして、リーダーは愛のおたまでチームをかき混ぜていかなくべき。
そんなことをこの本から学びました。
まとめ
Seed同様、ジョン・ゴードンさんの文章はすっと頭に入ってきて、主人公の成功体験を自分のことのように感じることができます。
職場の人にちょっと優しくなれる、リーダーの方であれば「愛」でチームを変えていける、そんな本でした。
趣味で終わる人、趣味で稼ぐ人の差を考察してみた
身近な趣味で稼いでいる人に刺激を受けた
先日、音楽好きな方と話をしていてとても気が合ったのですが、その方は音楽ライターを副業としてやっているとのこと。
記事を拝見したところ、クオリティが高く自分には書けないなと思ってしまいました。
自分と同じ音楽好きなのに、何が違うんだろう…
そこで、好きなことから何も生み出せない人と、何かを生み出して稼いでいる人は何が違うのか考えてみました。
ここでは例として、音楽が好きで、ライターとして稼げる人を3つのレベルに分けます。
旅ライターや、カメラマンやギタリストといったスキル系でも同様のことが言えると思います。
音楽ライターの3つのレベル
【レベル1】アウトプットしない
音楽は好きだけど、聞くだけで人に向けてアウトプットはしない人。
インプットの仕方(聞く)
- 流されるまま流行っているものを聞く
- 咀嚼しない
- 記録しない
- 量は少なめ
アウトプットの仕方(発信)
- アウトプットしない
- 友達におすすめを聞かれても答えられない
- どんなところが好きなのかわからない
- 好きな理由がわからない
- 魅力を説明できない
【レベル2】アウトプットはするけど稼げない
アーティストや曲の良さが説明できて、プレイリストを作って人に勧めたり、ブログで語れる人。
インプット(聞く)
- そこそこの量する
- 自分の好きなものを選んでインプットする
アウトプット(発信)
- アウトプットはする
- 友達におすすめできる
- 多くの人に届けていない
- インターネットを活用していない
- 価値を作っていない
- 人の心が動かせない
- ビジネスやマーケティングの知識不足
- ライティングスキルが低い
【レベル3】アウトプットで稼げる人
レベル2のアウトプットをお金にできる人。
インプット(聞く)
- 大量にする
- 研究熱心でインプットの目的がある
- 知りたい、聞きたいという欲求が強い
アウトプット(発信)
- 好きを表現し、他人に伝えることができる
- 他人の心を動かして、行動に移させられる
- 長く続けている
- 自分の得意ジャンルがある(個性を持っている)
自分はどのレベル?
こう整理してみると今の自分はライター、ギタリストとしてはレベル1、カメラマンとしてはレベル2ですかね。。
レベル1から2になるためにはまず、自分を知る。
レベル2から3になるためには、発信方法を学ぶ。
といったところでしょうか。
もちろん熱量ありきですが。。
まずはレベル2にあがるべく、音楽のSpotifyでプレイリスト作ってみてます。
もしくは無理やりレベル3に飛び込んでみましょうかね(安いライティング案件を受注)。
関連記事
努力って続ければいいってもんじゃないんです。
Perfumeが成功した理由を考察。レベル3どころじゃないですよね。
エッセンシャル思考によると、ライターもギタリストもカメラマンもプロレベルになるのは難しい。
【書評】「エッセンシャル思考」のエッセンシャルなところ
エッセンシャル思考はエッセンシャルな部分だけ読めばよいのではないでしょうかという話。
エッセンシャル思考のエッセンシャルなところ
私が理解したエッセンシャル思考
- 最優先事項を「1つ」だけ決める
- 最優先事項以外はやらない
たったこれだけです。
自分の軸をしっかり持ち、目標に向かっていきましょうということ。
この考え方はかなり重要です。
自分のこれまでの失敗や成功はエッセンシャル思考で説明できることが多いですし、成功者と呼ばれる人も多くがエッセンシャル思考に当てはまりました。
先日Perfumeのライブを見に行ったときは、全身でそれを理解できました。
エッセンシャル思考のエッセンシャルじゃないところ
下記のような構成なのですが、PART1だけでエッセンシャル思考の考え方は理解できます。
- PART1 エッセンシャル思考とは何か
- PART2 見極める技術
- PART3 捨てる技術
- PART4 しくみ化の技術
- 最終章 エッセンシャル思考のリーダーシップ
PART2, 3, 4はエッセンシャル思考を実現するためのTips集でしかありませんでした。。
睡眠はしっかりとりましょうとか、誘いはこんな風に断りましょうとか、、そんなことは他の本でも学べますよね。
刺さったフレーズメモ
- 自分で優先順位を決めなければ、他人の言いなりになってしまう。
- エッセンシャル思考とは、人生のクローゼットを整理するしくみのことだ(評価する、捨てる、実行する、仕組みづくり)
- 絶対にイエスじゃないならそれはノーだ
- 優先順位がわからない目標はダメ
まとめ
エッセンシャル思考はかなり重要な使える思考法です。
ただ、これから読む方はPART1だけ読めばよいでしょう。
その他の章は流し読みで十分です。
エッセンシャル思考と少し似た考え方です↓